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地域住民の情報提供活動としてSNSを通じて地域コミュニティ活性化を図る

代表者
山根 秀治(NPO理事長)
専門分野:地域活性化・地域メディア
連絡先:http://www.harmonet.jp/
メンバー
特定非営利活動法人 ハーモニー・コミュニティネット、自治体、学生
活動地域
滋賀県湖南地域

事業概要

現在、社会問題の根底には、地域内でのコミュニケーションの衰退があると言われています。このような問題に対し、行政やNPO、市民団体が「まちづくり」、「地域活性化」のための活動に取り組んでいます。

ハーモニー・コミュニティネットは、地域住民のコミュニケーションを活性化させることにより、地域コミュニティを再生・活性化させることを目指して設立されたNPO法人です。

本NPO法人では、本学教員の芝公仁理工学部助教や岩嶋理工学部実験助手ほか、TV関係者、広告・出版・編集関係者が参加し、滋賀県湖南地域を中心とした地域SNSやwebポータルサイトの運営などを行っています。

活動内容

インターネット―地域SNS、webポータルサイト、電脳寺子屋

滋賀県の地域情報化活動助成事業として始まった「ポータルサイトとSNSによる地域情報化推進」に取り組んでいます。大津市青山・松が丘、草津市若草に特化した地域ポータルサイトと地域SNSを構築し、地域の情報発信・情報共有を促進するという、ハーモニー・コミュニティネットと本学が連携して行っている事業です。

事業対象であるこの地域は核家族が多い新興住宅地で、2つの行政区にまたがっていることもあり、住民の交流は限られた範囲である場合が多くなっています。

このようにまだコミュニティが確立されていない地域で、地域に密着した情報を発信し、地域コミュニケーションを活性化させる方法として、インターネットを利用しようという取り組みです。

また、地域の情報交流だけではなく、高齢者、若年層にも正しくSNSが利用できるようサポート情報を提供したり、電脳寺子屋(インターネット活用講習会)を開催するなど、IT普及にも努めていきます。

地域住民のための情報提供活動を行い、事業を通して地域住民の相互理解と連携促進を図り、地域コミュニティ全体の利益の増進に寄与することを目的としています。

今後の展望

現在構築中の地域SNSおよびwebポータルサイトは、試験運用を繰り返しベータ版として2009年4月に開始し2010年から地域住民の多くの方に利用を開始することにより、地域コミュニケーションの活性化を目指すという活動も新たな展開を迎えます。今後も、様々なメディアを融合させ、地域住民間のコミュニケーション活性化を推進していきます。

また、地域の企業・自治体と本学との産官学連携を通じ、より多様で地域ニーズに密着した情報提供を行っていきたいと考えています。

他団体・グループとの連携について:連携可