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福祉フォーラム2008「当事者主権の価値と実践」開催のご報告

去る10月4日(土)〜5日(日)、2日間に渡り、福祉フォーラム2008「当事者主権の価値と実践」を開催いたしました。

当日は、約150名の方々にご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。

会場でご記入いただきましたアンケートにお寄せいただいた皆様のお声を一部ここでお伝えします。

1日目「水俣学に学ぶ」原田 正純 氏

「水俣学」という言葉さえ知りませんでしたが、単に水俣病や医学の話ではなく、環境問題や人を援助するという本質的なことについても深い示唆を頂くことができました。

水俣病は有名だけれど、当時の状況を実際に知っている人の話は聞いた事がなかったので興味深かった。当時の行政や企業・市民の対応を聞いて、今と違いすぎるので驚いた。

水俣病についての理解が深められたと思います。今まで水俣病についてただ昔の公害と思ってきたけれど、いろいろと複雑にからみあっている病気なのだと知りました。もっといろいろなものを見ていかなくてはいけないと考えることができたフォーラムでした。

いろいろ考えさせられた。水俣病がこんなにもいろんなことを教えてくれるとは思わなかったです。

福祉フォーラムというものに初めて参加しました。学校でいつも受けている講義と違い、リアルな世界が見れたと思いました。

2日目「ソーシャルデザイン〜共生社会へのアプローチ〜」今中 博之 氏

全く知らない取り組みでした。お話を伺う前、デザイン?福祉?接点は何?と思っていました。そしてお話を伺った後、「あぁ、なるほど」「そうなのか〜」と思いました。"本人主体"という(あるいは当事者主権)を心で感じることができました。

福祉アート・デザインというと"障害者アート"の認識でしたが全く違うもので、観点変換させられるお話でした。社会福祉の世界にどっぷりつからず、一般の普通の感覚を持ち続けたいと思いました。

非常によかった。地域でどのように生かせるかヒントをいただいた思いです。

発想の転換を迫られた内容だった。色々な視点をもらったので、自分の活動の中で活かせていけたらと思います。

福祉は福祉のカテゴリーの中でするのではなく、幅広い視野をもって視点を変えて見るということの大切さを学ばせてもらいました。


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