Need Help?

Ryukoku Extension Center

龍谷エクステンションセンター(REC)

龍谷大学及び龍谷大学短期大学部 利益相反マネジメントポリシー

令和6年9月12日

1 目的

龍谷大学及び龍谷大学短期大学部(以下「本学」という。)は,社会連携・社会貢献に関して,「社会に開かれた大学」としての役割を果たすことを重視しています。「教育」「研究」という大学本来の使命に加え,「エクステンション(普及)」を本学の使命として位置づけ,学内外の諸機関と積極的に連携し,真に持続可能な社会の実現を目指す価値創造を通じ,地域社会の発展のために貢献するプラットフォームとなることを使命としています。
また,産官学連携については,大学の持つ研究開発能力を積極的に活用して各種課題の解決に取り組み,研究成果や専門知識の社会還元・普及に努めています。
しかし,産官学連携においては,大学と企業等との目的や役割の相違から,大学に所属する教員等について,避けられない利益相反が生じることがあります。
そのため,本ポリシーは,本学に所属する教員等が利益相反に適切に対処して,業務を公正かつ効率的に実行できる環境を整備することにより,産官学連携を積極的に推進し,社会からの信頼を保持することを目的としています。

2 定義

本ポリシーにおける利益相反とは,教員等が,本学との契約の基で産官学連携を実施する企業から個人としての経済的利益を得た場合,その経済的利益と教育及び研究という大学における責任が衝突・相反している状況をいいます。
なお,本ポリシーでは,教員等の産官学連携活動における経済的利益関係をマネジメントするものであり,兼業等の責務相反は含まないこととします。

3 基本的な考え方

本学では,産官学連携活動において,本学における教員等の責任よりも個人として得る経済的利益が優先されると客観的に判断される場合に,教育・研究機関としての公正性に基づいて利益相反マネジメントを行います。
また,本学に所属する教員等は,産官学連携活動について必要な情報を開示し,高い透明性を確保するとともに,利益相反に関する説明責任を果たします。

4 マネジメント体制

本学は,利益相反マネジメントを実施するために,以下の体制を整備します。

  1. 産官学連携活動における利益相反に関する規程を定め,ルールを明確にします。
  2. 産官学連携活動利益相反マネジメントに関する委員会を設置します。

以上