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龍谷大学ビジネスプランコンテスト
「プレゼン龍2019」×SDGs アイデア部門 募集テーマ

アイデア部門 募集テーマ 一覧

  1. 龍谷大学における脱プラ・減プラ
  2. 龍谷大学における食品ロス
  3. 龍谷大学におけるペーパーレス(紙の使用量削減)
  4. 龍谷大学における省エネルギー化
  5. 龍谷大学におけるゴミの減量、分別、再資源化
  6. 龍谷大学における受動喫煙(喫煙スペース外での喫煙の問題)
  7. 性の多様性を認めあうキャンパスに向けて
  8. 上記以外のテーマ(龍谷大学内に限らずSDGsに関連する諸課題やSDGsに捉われないフリーテーマ)

※既に起業している事業は対象外とします。

※公序良俗に反すると主催者が認めたものは除外します。

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アイデア部門 募集テーマ 詳細

1.龍谷大学における脱プラ・減プラ

スターバックスやマクドナルド、ネスレなどグローバル企業がプラスチック製ストローの廃止や包装材料を100%リサイクル可能、あるいはリユース可能とする方針を決めるなど、世界的に使い捨てプラスチック対策への取り組みが行われています。

龍谷大学においては、ビニールや弁当ガラなどのプラスチックゴミが年間約182トン(2018年度実績)発生しています。プラスチックゴミのうち約55トンを資源化し再生利用していますが、その割合は全体の約30%にとどまっています。また、龍谷大学生協の購買におけるレジ袋使用率は、深草キャンパスで47.9%、瀬田キャンパスで58.2%、大宮キャンパスで29.6%であり、合計すると年間40万枚以上使用されています。大学内において脱プラ・減プラが進められるか、使い捨てプラスチックを利用しない方策など皆様のアイデアを募集します。

<アイデア例>

  • マイカップ自販機
    消費者が自分のカップを持参して飲料を購入することができる
  • コロナの新たな缶のデザイン
    缶をまとめて持ち運ぶ際のプラスチック製の包装が不要になる

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2.龍谷大学における食品ロス

SDGsにおいても食料の損失、廃棄の削減について目標設定がされました。食品ロスの削減、食品リサイクルの推進、環境と関わりの深いゴールの達成を通じて、経済・社会の諸課題の同時解決につなげることが重要となります。

瀬田キャンパスにある不二家食堂においては、事前に決めた食数が昼間営業で捌けなかった場合、加工前の食材を新しいメニューにリメイクし夜間営業にて提供するなど食品ロスを出さない取り組みを進めています。一方、龍谷大学生協においては、閉店間際の利用のため一定量の商品を残しています。また、客数の予測が外れる、天候や交通機関による休講等もあり、年間通じたおにぎり・お弁当・サンドイッチなどの廃棄率は深草で8.0%、瀬田で13.8%、大宮で8.5%、金額にすると3店舗合計で80万円以上となり、全てをおにぎりに換算すると3店舗の合計で1日平均40個以上を廃棄していることになります。前年や前月の時間帯別利用、天候等も勘案し発注を行う等の工夫に加え、ロス低減のため2019年度より閉店前の見切り販売を開始しています。食堂に限らず食品を扱う店舗(コンビニやカフェなど)においても食品ロス問題はあります。利用の視点と食品ロス(機会ロスと廃棄ロス)のバランスなど難しい問題もありますが、食品ロスをさらに低減・ロスを出さないようなアイデアを募集します。

<アイデア例>

  • フードシェアリング
    残ったり、余った食品を、必要としている人に紹介・案内するサービス
  • フードバンク
    賞味期限内でまだ食べられるのに商品として流通できなくなった食品の寄贈を無償で受け、食べ物に困っている人や施設などに無償で配布する活動

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3.龍谷大学におけるペーパーレス(紙の使用量削減)

紙資源を使わないこと、それだけでも環境問題対策に貢献できます。龍谷大学では紙の使用量削減を目指して集約印刷や両面印刷を活用したり、文書の電子化や会議でのプロジェクター活用を進めています。龍谷大学における2018年度のコピーカウント数は21,486,096カウント(ゼロックス複合機使用量)となり、教職員、学生一人あたりの使用量で換算すると1年間で約1,000枚以上ものコピー用紙を使用していることになります(リソグラフ印刷枚数は除くため、使用量はそれ以上にあります)。コピー用紙の使用について自分事として捉え、大学内で更なるペーパーレスを進めるアイデアを募集します。

<アイデア例>

  • manabaの活用
    問題の配布から解答の回収まで、全てペーパレスに行える
  • ペーパーレス入試(東洋大学、近畿大学など)
    受験生向けの大学案内や願書をインターネットだけで行う

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4.龍谷大学における省エネルギー化

地球温暖化は、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加が主な原因と考えられています。龍谷大学ではエコキャンパスの実現に向けて、2019年度エネルギー使用量実績を建物1㎡あたりの原油換算値(原単位)およびCO2排出量(原単位)において2015年度比で4%以上の削減を目指しています。換算対象となるエネルギーは「電気」と「ガス」で、大学全体の2018年度の電気使用量は23,726,288kWh、ガス使用量は1,021.9km3です。一般家庭の年間使用量は電気が4,397kWh、ガスが220m3(環境省・家庭CO2統計H26-H27より)ですので、約5千世帯分のエネルギーを龍谷大学は消費していることになります。

龍谷大学では室温:夏季「28℃」冬季「20℃」を目安に過度な空調運転を抑制しています。また、不要な照明のOFF、OA機器の待機電力削減などを進めています。これらの取り組みのほかにさらに大学内で省エネルギー化を進めるアイデアを募集します。

<アイデア例>

  • HEMS
    電力使用量の見える化で節電
  • 株式会社空調服
    汗の蒸発を助け、その気化熱を利用して体を冷やすファン付き作業着

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5.龍谷大学におけるゴミの減量、分別、再資源化

廃棄物・リサイクル対策を中心として循環型社会の形成に向けた様々な取り組みが全国で行われています。龍谷大学では年間約994トンもの廃棄物が発生しています。そのうち約286トンの紙ゴミやプラスチック類などを再生利用していますが、廃棄物全体の約28%にとどまっています。大学の講義棟にはゴミ箱の横に故紙回収ボックスを、事務室内には溶解紙ボックスを設置したり、シュレッダー屑もリサイクルをするなど、ゴミの減量、再資源化をすすめていますが、まだまだ十分な分別ができているとは言えません。そこでさらに大学内でゴミの減量、分別、再資源化を進めるアイデアを募集します。

<アイデア例>

  • ゴミの形をしたゴミばこ(筑波大学)
    色覚異常や弱視、文字が読めない人でも、何用のゴミ箱か判別しやすいゴミ箱
  • リマーケティングビジネス(株式会社ナカダイ)
    廃棄物をリユースしたり廃棄物の新たな使い方を提案するなど人々の”捨て方”そのものをデザインし、”モノ”の新しい価値と流れを生み出す仕組み
  • 祇園祭ゴミゼロ大作戦
    夜店や屋台の協力のもと、日本初、そして世界初の試みとして、約21万食分の使い捨て食器をリユース食器に切り替える活動を展開

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6.龍谷大学における受動喫煙(喫煙スペース外での喫煙の問題)

龍谷大学では2009年4月から「キャンパス敷地内禁煙」とし、全学的に禁煙化に向けて取り組んでいます。指定された場所「卒煙支援ブース」を除いてすべて禁煙となっています。並行して受動喫煙の防止及び喫煙マナーの向上に向けて、様々な取り組みを行っていますが、受動喫煙の問題は少なからず残っています。2018年7月、健康増進法の一部を改正する法律が成立し、2019年7月1日から健康増進法の一部を改正する法律が一部施行され、全国の学校や病院、行政機関の敷地内が原則禁煙となりました。大学はすべての人に健康的な教育環境を提供する責任があり、そのためには、あたりまえのこととしてタバコの煙による健康被害のない環境を提供することが必要です。大学内で吸う人も吸わない人も心地よいキャンパスにするためのアイデアを募集します。

<アイデア例>

  • 電子タバコ
    副流煙がほとんど出ないため、受動喫煙による健康被害が紙巻きタバコより少ないとされる
  • 吸い殻ブリゲード(テラサイクル)
    吸い殻が貨物用パレット等様々な製品にリサイクルされる仕組み
  • 投票ゴミ箱(イギリスの環境保全団体)
    自分がいいなと思ったほうにタバコを入れてみる=タバコをきちんとゴミ箱に捨てる→ポイ捨て削減

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7.性の多様性を認めあうキャンパスに向けて

龍谷大学では、すべての人が平和に共存し連帯する社会を目指して、2016年に「人権に関する基本方針」定め、多様な人権課題の一つとして「性別やセクシュアリティによって差別しない」ことを掲げています。2017年には「性の在り方の多様性に関する基本指針」を策定し、「SOGIカフェ」の開催や「LGBTQサバイバルブック」の発刊、「PRIDE指標ゴールド受賞」など様々な事業を展開しています。このような中さらに「性の多様性を認めあうキャンパス」の実現に向けて何ができるでしょうか。LGBTなど性の多様性の理解を進めるアイデアを募集します。

<アイデア例>

  • 誰でもトイレ
    身体や心の性別に関わらず誰でも自由に利用できるトレイ
  • 株式会社JobRainbow
    「すべてのLGBTが自分らしく働ける社会の創造」を目指し、社会課題をテクノロジーで解決するソーシャルベンチャー

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8.上記以外のテーマ(龍谷大学内に限らずSDGsに関連する諸課題やSDGsに捉われないフリーテーマ)

龍谷大学内に限らずSDGsに関連する諸課題やSDGsに捉われないフリーテーマ

<アイデア例>

  • 深草キャンパス前陸橋利用促進のための陸橋広告
    陸橋利用を促す「陸橋ウォークポイント制度」は、陸橋の上に広告およびQRコード(毎日変更できるもの)を設置し、1日上限2回までポイントを獲得。陸橋利用回数によって提携する店の特典を得られるもの
  • スキマ時間アルバイト
    学生の空きコマ(連続授業がない空き時間)の利活用し、学内で出来る単純作業アルバイトシステム制度
  • 防災備蓄食品寄付制度
    防災備蓄品をコスト面で常備できない施設に対して、寄付者の広告を載せた備蓄品の寄付を募る制度
  • エコレンタルサイクルシステム
    瀬田駅大学専用バス停留場に自転車の立体駐輪場を設置し、駅・キャンパス間に限ったレンタルサイクルシステムを構築

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