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稲荷小学校「国際理解クラブ」での国際交流

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代表者
2月1日〜
ホワイト・ショーン(国際センター長、経営学部准教授)
連絡先
ric@ad.ryukoku.ac.jp(国際部)
主な連携メンバー
京都市立稲荷小学校
活動開始時期
2012年6月〜
主な活動地域
京都市伏見区稲荷学区

活動の概要

稲荷小学校の「国際理解クラブ」参加小学生と、本学交換留学生および日本人学生との異文化交流を目的に活動しています。

活動内容

「国際理解クラブ」は稲荷小学校の4~6年生対象のクラブ活動であり、これまで、中学校の元英語教諭や本学の留学生別科の元教員がボランティアで、参加学生に英語や海外の文化などを紹介していました。

昨年度、稲荷小学校から本学国際部へ、この活動に本学の留学生が参加してもらえないかとの要請があり、交流がスタートしました。サポーターとして、本学の留学経験者で構成する「Study Abroad Supporters」(SABS:サブス)をはじめ、日本人学生も参加し、小学生との異文化交流を図っています。

初年度(2012年度)については、アメリカ、カナダ、スロベニア、ロシア、フランス、中国、韓国等出身の交換留学生数名と、日本人学生数名が参加し、クラブ活動の参加小学生と一緒に、交換留学生の出身国を地図の中で探すゲームや、出身国の子どもの頃の遊び(ロシアのゴム跳び(резиночка)、アメリカ/ロシア/フランスのかくれんぼ(Hide and Seek/pryatki/kyash-kyash)を紹介するなどして、交流を深めました。

2013年度からは、カナダ、スペイン、韓国、タイ、ネパール、オーストラリアの交換留学生がこの交流に参加しています。


世界地図で出身国を探すゲーム


世界地図に興味を示す小学生

期待される効果


稲荷小学校で小学生と交流する留学生

英語圏だけではなく、いろいろな国からの留学生と、稲荷小学校の小学生や本学の日本人学生が文化交流を通して、国際感覚を養うとともに、相互理解を通して広い視野をもった国際人の養成を目的としています。

留学生が、地域の小学校で国際交流活動を行うのは初めての取り組みであり、今後もこのような地域の子どもたちとの国際交流を広め、異文化による物の見方や考え方の違いなどを理解し、外国文化の楽しさを児童に体験してほしいと願っています。

今後の目標・課題


自国の文化を小学生に紹介

稲荷小学校での活動が軌道にのれば、他の小学校等も同様に留学生との国際交流をしたいとの声もあるため、活動を広げたいと考えています。

他団体・グループとの連携について:連携可