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コミュニティマネジメント実習~地域の課題を地域と一緒に考える~

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代表者
井上 辰樹(社会学部コミュニティマネジメント学科主任、社会学部教授)
連絡先
shakai@ad.ryukoku.ac.jp(社会学部教務課)
主な連携メンバー
社会学部コミュニティマネジメント学科、地方自治体
活動開始時期
2011年4月
主な活動地域
主に滋賀県下・京都府内

活動の概要

社会学部コミュニティマネジメント学科は、地域社会の活性化に参画する人財を育成することをめざしています。この実習は(1)活性化が望まれる地域社会の現状を調査し、(2)地域社会の活性化の具体的な事例を考え、(3)地域社会の活性化に向けて行動することを目的としています。

学生は実際に地域へ赴き、地域の課題解決に向けて120時間以上の地域実習(実践・行動)を行うこと、成果の報告書類を完成させることが課せられています。

活動内容


京丹後で活動する学生
(京都新聞2011年6月19日掲載)

実習は、教員が設定したプロジェクトを学生が選択します。2011年度のプロジェクトの一例を紹介します。

1. 「健やか<まちづくり>プロジェクト」(井上辰樹教授)

滋賀県守山市が住みやすさが実感できるよう策定した「すこやかまちづくり行動プラン」に参画し、市民の健康づくりや生きがいづくりにかかわります。

2. 「限界集落のムラおこし」(舟橋和夫教授)

どのようにしたらムラは活性化するのか。学生のアイデアをもとに、地域住民と相談を行い、活性化の糸口を見出します。

3. 「コミュニティ・メディアを学ぶ」(小黒純教授)

滋賀県湖南地域を中心に、地域のフリーペーパー作成や地元ケーブルテレビ向けのコンテンツ制作を通して、地域住民のコミュニケーションを活性化させます。

4. 「多文化映像 制作・放送プロジェクト」(松浦哲郎講師)

滋賀県甲賀市の国際交流協会と協働し、甲賀市に暮らす外国人との交流から地域の現状や課題を考え、必要な情報を広く発信します。

これまでの成果

滋賀県守山市と連携協定を締結

「健やか<まちづくり>プロジェクト」を展開する守山市と2011年7月7日、まちづくりの協定を締結しました。2013年3月まで、健康づくりや教育文化振興、まちづくりなどで連携協力を進めていきます。現在は学生らが地元自治会と連携し、生活習慣病予防の運動講座を計画しており、今後活動の幅を広げていきます。


社会学部の学生が守山市民の健康をサポート


協定を機に守山市で行われたストックウォーキング教室


守山市との協定を伝える新聞(京都新聞2011年7月8日掲載)

他団体・グループとの連携について:連携可