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びわ湖e-まち映像協議会

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代表者
岡田 至弘(理工学部教授) 専門分野:マルチメディアシステム・デジタルサイネージ、アーカイブ
連絡先
http://www.biwako-e.jp/
主な連携メンバー
龍谷大学・滋賀県庁・びわ湖放送株式会社・株式会社ZTV・合資会社ドットラボ・有限会社ウエスト
活動開始時期
2008年6月
主な活動地域
滋賀県全域

活動の概要


びわ湖e-まち映像協議会では、人々が、自分たちが住む地域を、「映像」を通じてよく知り、情報を共有することによって、アイデンティティを高め、地域活性化を推進することを目的として活動しています。この事業は、地域をテーマとした映像文化の創造と、それを後世へ継承しようとする文化事業です。

今日、パソコン、デジタル機器の性能の向上とソフトウェアの充実により、一部の人々の趣味であった動画が、簡単に撮影、編集、発信できる時代となりました。インターネット上で提供されているコンテンツの比重も静止画像(写真)から動画に移ってきています。

多くの文化資産を保有する滋賀県の文化・伝統、風景等を映像で発信することにより、映像文化を醸成し、後世に伝えることができる基盤・団体への発展を期待しています。

活動内容



1. 住民ディレクター養成講座の開催(年4回開催予定)

映像撮影講座、映像編集講座を開催し、地域映像を撮る人のスキルアップを支援します。

2. 地域映像コンテスト及びフォーラム開催
(コンテスト2013年1月末締切、e-まちひろばフォーラム2013年3月開催予定)

地域映像の発表の場、評価の場を設けることにより、参加者のモチベーションを高めるための取り組みです。

3. 地域映像番組の制作及び放送
(子どもニュース、仏×恋、学生記者会見)

地域映像をテレビ放送局を通じて広く発信し、多くの方に協議会の活動を周知してもらい、また滋賀県各所の魅力に気づいてもらうという取り組みです。

4. 地域映像発信ポータルの企画・運営
(動画ポータルサイト運用管理)

地域映像を掲載するポータルを開設運営し、会員が撮影した映像や映像コンテスト作品を順次掲載し、地域映像データベースの充実を図ります。またポータル、ブログによって、当協議会の活動状況について広く周知を行います。

5. 映像に関するネットワークの構築(各種団体と動画などのメディアを通じて連携)

県内のビデオクラブ等との協力のもとで、地域映像の撮影、発表、保存事業に参加してもらう団体とのネットワークを広げています。

今後の課題・目標

これまで、映像にかかわる団体(放送局、ビデオサークル)や市民と共に活動を模索する大学、地域共生を考える市民団体や企業、住民との協働を推進する県らの協調により、様々なネットワークが構築できました。

現在、これらのネットワーク資源を活用して、自立に向けてどうするのかが課題となるが、既に、2011年度においては、以下の活動を開始しています。

  1. 県内企業のPRビデオ制作業務の受託
    企業や団体の活動をアピールするための映像製作を請け負います。
  2. 県内各地域、各団体をテーマとした地域映像DVDの制作及び販売

なお、活動資金獲得のために検討中の事業としては以下のものがあります。

  • 放送局に映像コンテンツを有償で貸出料収入
  • 協議会の活動に賛同される企業からの協賛金の募集
  • 助成金収入
  • 会員の会費と受益者負担金

他団体・グループとの連携について:連携可